プロバイダーのユーザースペースではダメなわけ

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ホームページを公開するためのレンタルスペースを提供するサービス事業者は大きく分けて2つあります。

1)プロバイダー(YahooBB、OCNなどのインターネット接続業者)
2)レンタルサーバー事業者


1)プロバイダーによるレンタルサービスの内、契約ユーザーにホームページ公開用のスペースを提供するサービスがあります。
プロバイダー料金に含まれていて無料で使用できます。
が、しかし、

・ホームページのアドレスが、"http://www9.ocn.ne.jp/~ユーザー名/" などのようになります。冗長で覚えにくく、カッチョ悪いんですよね^^;

・使えるハードディスク容量が数メガバイト~数十メガバイトと少ないです。
また、足りなくなってきても追加ができないプロバイダーもあります。
また追加ができる場合でも、10メガバイト毎に月100円とか追加費用が掛かります。

・用意されているCGI(メールフォーム、掲示板など)が少なくて、ネット上のフリーのCGIプログラムを使用することはできません(OCNの場合)。

・将来、プロバイダーを他社に切替えた場合、それまでに作ったホームページ用のアドレス “http://www9.ocn.ne.jp/~ユーザー名/" が使えなくなり、また一から始めないといけない。

などの問題点があります。

OCNの場合
サービス名:Page On(無料の追加オプション)
レンタルスペース容量:10MBまで
レンタルスペース追加:可能。ただし、最大190MBまで。
レンタルスペース追加料金:5MB毎、月210円

CGIの利用:OCNが提供するアクセスカウンタ、日時表示、フォームメールのみ。
自作CGIはご利用になれません。

※もともとが、個人ユーザーが趣味・家族のホームページなどをほんのお遊びで作ることができるといったことを想定して提供されているサービスなので、
レンタルできるハードディスク容量もごく少ないですし、使える機能はかなり制限されています。

【ポイント!】
・一番問題なのが、ホームページのアドレスです。

・"http://www9.ocn.ne.jp/~ユーザー名/" のうち、
“ocn.ne.jp"は、プロバイダーOCNが独占的に使えるものだからです。

・ちょっと試しに作り始めて面白くなって、アクセスも増えてきた。じゃあ、今度は本格的に、レンタルサーバーを借りてみるか?となった場合、プロバイダーのユーザースペースの場合、そのホームページのアドレスを、レンタルサーバー事業者のサービスでは使えないからです。