ステップ2(2) 必要な機能のチェック(オリジナルCGI)

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レンタルサーバーならではの便利なスクリプトや機能があります。どんなことができるのか、あなたのホームページに欲しい機能、必要な機能をチェックしましょう。

レンタルサーバーを初めて利用される方にとってもイメージしやすいよう、レンタルサーバー事業者の機能一覧に記載されている項目名と、それで何ができるのかを対比して説明してみますね。

(1)メール関連機能
(2)オリジナルCGI及びスクリプト用言語
(3).htaccess
(4)データベース
(5)バックアップ等セキュリティ機能
(6)アクセスログ解析


(1)オリジナルCGI(独自CGI、カスタムCGI)とスクリプト用言語
この機能があることで、アクセスユーザーとのコミュニケーションなどに便利なスクリプトをあなたのホームページに付加することができます。
CGIスクリプトの利用例としては、下記のようなものがあります。

【掲示板】
ホームページ上でアクセスユーザーと、あるいはアクセスユーザー同士で意見交換できる場をつくりたい

レンタルサーバーで必要な環境:オリジナルCGI可、スクリプト用言語Perlまたはphp対応。

【問合せフォーム】
お名前、メールアドレス、問い合わせ内容などの項目毎に入力欄があって、アクセスユーザーが書き込み易く問合せし易い入力フォーム

レンタルサーバーで必要な環境:オリジナルCGI可、スクリプト用言語Perlまたはphp対応。


【カレンダー】
ホームページ上にスケジュールを書き込んだりできるカレンダーを設置して、サークルの仲間や友人らと共有したい。

レンタルサーバーで必要な環境:オリジナルCGI可、スクリプト用言語Perlまたはphp対応。

上記にあげた掲示板、問合せフォーム、カレンダーの他様々なスクリプトがネット上で公開されています。いずれも無料で使用できるものが数多くあります。

このように、レンタルサーバーでオリジナルCGIの使用可とあれば、あとはネット上で公開されている各種スクリプトを手に入れて、サーバーにインストール・セットアップを行えば、様々なコミュニケーションツールをあなたのホームページに付加することができます。

スクリプト用言語としては、Perlやphpで書かれたものがネットで多く公開されています。

【注意!】
※CGIスクリプトの中には、レンタルサーバーの処理能力に大きな負荷をかけてしまうものがあります。例えば、チャット用スクリプトやゲーム用スクリプトなど。

こういった高負荷を与える恐れのあるCGIスクリプトについては、レンタルサーバー事業者によっては、使用を禁止していたり、制限したりされていることがあります。

ご利用の前にはその点ご注意ください。

また、レンタルサーバーは通常、同じ1つのサーバーに複数の契約者の領域がセットされた形で運営されています。他のかたに迷惑がかからないよう気をつけることもとても大事なことなので、そういったことも意識してご利用されることをお勧めします。

【ポイント!】
・スクリプト言語phpが使えるか?
オリジナルCGI可としているレンタルサーバーではPerlはどこも使えることが多いですが、phpは使えるところと使えないところがあります。
phpはデータベースプログラムのMySQLとの連携が良く、XOOPSではphpとMySQLの環境が必須だったり、管理人おすすめのアクセス解析プログラムもphpが必須だったりします。
管理人としては、phpも使えるレンタルサーバーがおすすめです。

・cgiスクリプトの保存場所に制限がないほうが使い易いです。
cgiスクリプトを保存しておく場所(ディレクトリ)に制限があるレンタルサーバーがあります。例えば、ディレクトリ"cgi-bin/"内に限る・・とか。
しかし、経験から言うと任意のディレクトリに保存できたほうが使いかって良いのです。